αβT細胞療法について
αβT細胞とは
アルファ・ベータT細胞(αβT細胞)は、がんも含めた異常な細胞全般に対して攻撃する免疫細胞であることから、免疫細胞の働きを総合的に高めるといわれています。
また、がん細胞による免疫の抑制作用(がん細胞が自らを守るバリア)を解除し、免疫機能が働きやすい環境を作る効果が期待できます。
T細胞には様々な種類のものがあり、がん細胞を排除する細胞性免疫に関わる細胞で、αβ型とγδ型の2種類がありますが、T細胞の多くがαβ型です。
αβT細胞療法とは
αβT細胞療法は”活性化自己リンパ球療法”のひとつで、がんに対する攻撃力がもっとも強く、免疫の中心となる細胞のひとつであるT細胞を活性化、増殖させ、体内に戻す治療法です。
T細胞は樹状細胞の指令を受けて攻撃します。つまり、”自分が戦うべき敵はどの目印をもった細胞か”ということが明確にならないと、戦いモードにならない細胞がαβT細胞のため、がん細胞と認識した細胞のみ攻撃します。
そこで、抗がん剤や放射線治療、NKT細胞標的治療、樹状細胞療法などと併用することにより、より明確にαβT細胞が”がん細胞”を認識するため、αβT細胞療法の効果が期待できます。
治療の流れ

※⑤培養時の補足説明:リンパ球を分離して、T細胞の表面にある”CD3”という目覚めのスイッチのような働きをする分子を刺激して、T細胞を活性化させます。その上で、”IL-2”という物質でリンパ球を増殖させます。
副作用
ご自身の免疫細胞を用いた治療のため、特に強い副作用を認めることはありません。
発熱や全身の倦怠感などが起きることがありますが、多くの場合は38℃未満でかつ2日以内に解熱する軽微なものです。
費用について
- 初診料・検査費用49,500円(税込)
- 全血採血385,000円(税込)〜
- 成分採血715,000円(税込)〜
※治療回数により金額は異なります
※お支払い方法は、お振込みのみとなっております
※公的医療保険の対象となる治療ではありません。そのため、治療にかかる全額は自己負担となります
※海外の患者様は、上記の費用と異なります
樹状細胞ワクチン療法
樹状細胞とは
樹状細胞は、免疫を担当する細胞の中で「抗原提示」と呼ばれ、がんの目印(抗原)を他の細胞に伝える司令塔の役割を果たす重要な細胞です。
がん細胞のタンパク質・がん抗原が樹状細胞に取り込まれると、細胞内で分解され、自身のがんの情報として樹状細胞に記憶されます。
すると、樹状細胞は記憶した抗原を表面に目印として出します。
樹状細胞療法とは
樹状細胞ワクチン療法(DCワクチン療法)は、この樹状細胞を活用しがん細胞のみ攻撃する免疫細胞(CTL)を増幅させ、より効率的にがん細胞を攻撃することを目的とする治療法です。
樹状細胞(Dendritic Cell=DC)とは、体内でがん細胞を直接攻撃するTリンパ球に、がんの目印(がん抗原)を教え、攻撃の指示を与える免疫細胞です。
がん細胞のタンパク質が樹状細胞に取り込まれると、それが細胞内で分解され、自身のがんの情報(抗原)として樹状細胞に記憶されます。
すると、樹状細胞は記憶した抗原を表面に目印として出します。
それを体内に戻すことで、”目印”を頼りにがん細胞だけを集中的に攻撃するTリンパ球(細胞傷害性リンパ球:CTL)を効率よく誘導することができます。
新技術を付加することでより効率を高める
抗原を取り込ませただけの従来型の抗原提示細胞に比して、新技術のアジュバントを付加することにより、がん抗原特異的なTh1細胞(CD4+細胞)を優位に活性化させることが可能となります。
その結果、CTLを強力に誘導できるだけでなく、がん細胞がつくりだす免疫抑制の一端を同時に解除する効果が期待できます。
治療の流れ

※⑤培養時の補足説明:リンパ球を分離して、T細胞の表面にある”CD3”という目覚めのスイッチのような働きをする分子を刺激して、T細胞を活性化させます。その上で、”IL-2”という物質でリンパ球を増殖させます。
副作用
ご自身の免疫細胞を用いた治療のため、特に強い副作用を認めることはありません。
発熱や全身の倦怠感などが起きることがありますが、多くの場合は38℃未満でかつ2日以内に解熱する軽微なものです。
費用について
- 初診料・検査費用49,500円(税込)
- 全血採血803,000円(税込)〜
- 成分採血2,530,000円(税込)〜
- 抗原ペプチドの追加176,000円(税込)〜
※採血量や使用する抗原の種類によって、金額が異なります
※お支払い方法は、お振込みのみとなっております
※公的医療保険の対象となる治療ではありません。そのため、治療にかかる全額は自己負担となります
※海外の患者様は、上記の費用と異なります