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光がん治療・ICGリポソーム
/ Photo-cancer Therapy
PHOTO-CANCER THERAPY
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光がん治療・ICGリポソーム
光がん治療・ICGリポソームとは
光がん治療とは、光感作製剤と低反応レベルレーザー光線によるガン治療法です。
ICGリポソームは、特定のがん細胞に融合し蓄積します。ICGリポソーム製剤を投与後に、光の照射(低反応レベルレーザー光線)によってがん細胞を破壊します。
低反応レベルレーザー光線によって、ICGリポソームが反応してがん細胞膜を破壊し、細胞外に放出された物質が免疫系を刺激することによって、照射した部位以外(遠隔転移なども)のがん細胞を異物(ターゲット)とみなして攻撃します。
光がん治療・ICGリポソームは、直接的・間接的にがん細胞を特異的に攻撃し、副作用の少ない治療法です。
また、低反応レベルレーザー光線は、手をかざしてもほとんど熱さを感じない出力のレーザー光で、音も振動も熱も発生せず、患者様への負担が少ない特徴があります。
患部に外部からレーザー光を照射する方法と静脈注射のように特殊な光ファイバーを血管内に挿入して循環血球と幹細胞を刺激する方法があります。
当院のレーザー光線照射機器は2種類あります。
患者様の状況やがんの状態により2種類のレーザー機器を単一または併用で使用します。
① 低反応レベルレーザー(LLLT)ドイツ・Weber社製
日本ではまだ医療機器としての認定はありませんが、EU(CEマーキング)・カナダ(カナダFDA)・アメリカ(US-FDA)・台湾(台湾FDA)など約30か国において医療機器のライセンスを持ち、臨床的に問題ないことが証明された医療機器です。
また、世界で初めて静脈内、間質内、間接内の使用が承認されたシステムです。
②SUPER LIZER PX(東京医研株式会社製) 医療機器認証番号:221AGBZX00064000
日本における認証医療機器で消炎鎮痛等処や赤外線または紫外線療法において保険診療が認められています。生体深達性の高い波長体(0.6nm~1.6nm)だけを光学フィルターで取り出し照射します。
半導体レーザーのような単一波長ではなく、幅広い波長帯を有する複合波長であるため光がん治療・ICGリポソーム治療の外部照射に適しています。
※症例報告や学会論文などはご希望により提示・開示いたします。
使用例
外部レーザー治療
静脈内レーザー治療
Low reactive Level Laser Therapy(LLLT)
LLLTは、日本では非常に新しいので、ほとんど前例がありません。しかし、1960年代から世界の国々で使われてきました。開発はロシアで始まり、ドイツで広く行われていました。現在では、37カ国以上の医療機関で使用され、最初の研究が1967年に報告されて以来、多くの疾患の改善・治癒を報告する医学論文が世界中で発表されています。
当院でのLLLTは、静脈内、間質内、関節内に使用できる世界で初めて承認されたシステムです。
約20年前にドイツで開発され、EUやカナダ、台湾などの世界30カ国の医療現場で管理、利用され臨床的に問題がないことが証明された医療機器です。
Low reactive Level Laser Therapy(LLLT)について
治療について
レーザー光照射治療の前日(24時間~48時間前)に当クリニック内の無菌調剤室で調剤したICGリポソーム製剤を点滴します。
ICGリポソーム製剤は特殊な光に感受性のある特性をもっています。また、ナノレベルで特殊調剤されており特異的にがん細胞に集積します。
点滴の翌日に患部もしくは血管内に特定波長の光線を照射することによりICGリポソーム製剤が光に反応してがん細胞を破壊する治療法です。
特定波長のレーザー光線照射は、体の外から照射する方法、内視鏡やカテーテルなどにより体内から照射する方法など様々で、がんの部位や患者様の状況におうじて適切な照射方法を選択します。
がんの細胞だけをターゲットにしているため、進行がんや体力に自信のない高齢者の方でも治療によるストレスや副作用も少なく、他の治療との併用も可能です。
特定波長のレーザー光線の主な特徴
光がん治療・ICGリポソーム治療では、赤から近赤外線(600nm~900nm間)の光線を照射します。 レーザー光を体外から照射する場合は、20mm~25mmの組織深部し届き、体内から照射する方法では50mm程度届きます。ICGリポソーム製剤が集積したがん細胞に特定波長の光線を照射することで光感作物質が反応してガン細胞膜に傷をつけ破壊させます。
レーザー光線は光源部分を血管内に挿入しても直接皮膚に圧着しても安全なように出力を管理しており、安全性も高く副作用が少ない機器です。
また、特定波長の光線照射にはミトコンドリアのATP産生を活性化し酸素供給量の増加や免疫細胞の活性化、修復効果、鎮痛効果など、がん細胞にとってマイナス(生きにくい)体内環境を作る二次的作用があります。
光がん治療・ICGリポソーム治療のメリット
多くの癌腫や転移がんにも有効な臨床効果があります。
ICGとリン脂質を主とした製剤で安全性が高く副作用が少ない。
腫瘍細胞(がん)のみに集積する特性により正常細胞へのダメージ少ない。
多発転移がん、広範囲ながん、血液がんなどにも適応し、抗がん効果が期待できる。
週1回(2日)の治療のため治療計画が立てやすい
他の治療との併用が可能で、相乗効果が期待できる。
進行がんの治療だけではなくCTC除去等の「がんの再発予防」にも効果的。
光がん治療・ICGリポソーム治療の副作用・デメリット
リン脂質を含有する製剤のためごくまれに食欲不振、悪心、腹痛、黄疸などのPLD(リン脂質症)症状がでることがあります。
ICGを含有する製剤たごくまれに悪心、口唇のしびれ、胸内苦悶、蕁麻疹、発熱、ショック症状などを諸症状がおきる場合があります。
レーザー光の出力や照射時間によっては皮膚炎や低温やけどの可能性があります。
光がん治療・ICGリポソーム治療は、週1回(連続2日)治療通院が必要です。
ハイブリッドリポソーム製剤は厚生労働省・健康保険制度で認められた薬剤ではありません。よって全額自費診療となり、治療費は高額になります。
効果効能、治療費用など十分な説明をお受けください。
光がん治療・ICGリポソームの治療価格
(健康保険外の治療のため全額自費となります。)
【再発予防】
1回の治療価格
6回(半クール)の治療価格
【再発予防】
ICGリポソーム治療 CTC除去
247,500円(税込)
1,485,000円(税込)
【がん治療】
1回の治療価格
6回(半クール)の治療価格
12回(1クール)の治療価格
【がん治療】
ICGリポソーム治療 進行がん治療
357,500円(税込)
2,145,000円(税込)
4,290,000円(税込)
※ CTC除去【再発予防】に関しては6回が1クールとなります。
※ 12回(1クール)が基本ですが、患者様の状況により治療回数が6回になる事があります。
※ 別途、効果判定のための特殊検査費用や診察料などがかかることがあります。
※ 上記費用は最高額の概算です。患者様の状況により減額となることがあります。
詳しくはドクターカウンセリングにてご説明いたします。
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